http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201603/CK2016032702000125.html

要約すると車椅子バスケで自治体の体育館が「床に傷」「タイヤ痕つく」といった理由で貸してくれなくて困っているといった記事。
どんな競技でも練習場所の確保に困るのは同じだなと思いつつも、気になるのは障碍者スポーツへの無理解が問題だといった論調。

いや、これって障碍者差別云々の話じゃなくて、マイナー競技への無理解と、自治体の前例主義・事勿れ主義の問題なんじゃ?
実際、体育館に限らず、競技施設を貸してもらえないスポーツはいくらでも有るし。
体育館で言えば、フットサルには貸しませんなんて自治体の体育館は数多くある。
でもフットサルに貸さないのは何らかの差別が原因ではない。
#地域の体育館だと既存の使用競技団体が既得権益を渡さないのも・・・・・。

おそらく障碍者差別の問題に話をすり替えていった方が施設を借りられる可能性は高いと思うけど、本当に障碍者スポーツへの理解を深めて欲しいと思うのなら、これだけはやるべきじゃない。
競技場所の確保に困っているスポーツが多々有る中で、もし差別を無くす為に障碍者スポーツには貸しますなんて話しになったら、障碍者スポーツへの理解どころか反感しか生まないと思うので。